22アルデバランBFS カスタム【アベイル&KTFスプール比較ほか】

22アルデバランBFS カスタム【アベイル&KTFスプール比較ほか】

▲KDFオフセットクラッチも搭載!!

アベイル&KTFスプールほか

はい。

先のインプレ記事でも少し触れてますが、今回は22アルデバランBFSカスタム系のネタ。

アベイルさんおよびKTFさんから発売された超軽量スプールの比較を軸に、アレコレ綴っていこうかなと。

ソンナコンナで早速本題へ♪

アベイル&KTFスプールの用途など

アベイルさんのマイクロキャストスプールにKTFさんのフィネススプール、そしてシマノさんの純正ノーマルスプール

それぞれの用途について現状の結論を述べると、まずは以下のようにラインによって使い分ける方向で嗜んでみようかと。

  • 0.3号クラスのPEラインはアベイルさんのマイクロキャストスプール、コレが当面の主軸
  • 5〜8Lbクラスのフロロないしナイロン系のラインはKTFさん、コチラはシチュエーション次第で
  • 0.6〜1号クラスのPEラインは(自己責任で)純正スプール、バックアップ的に

優劣というよりは適材適所、KTFさんのと純正は逆にしてもいいかも。

そもそも22アルデバランBFSでは、これまでほとんど使ったことがない細めのPEラインにチャレンジしてみようと目論んでおり。

ならば、シチュエーション的にそぐわない場面に遭遇した場合やライントラブルに対応すべく控えのコを常備した方が良かろうという算段。

発売前の大本命は、他のリールでも愛用させてもらっているアベイルさんのマイクロキャストスプール。

仕様によっては未だ使ったことがないKTFさんのフィネススプールも視野に。

もし両者とも発売が遅くなるようだったら、純正ノーマルスプールを購入する的な。

ちなみにノーマルスプール、(まだ記事にはしていませんが)今年の初釣りで使用した感じでは非常によろしい感触でした。

その釣行の直後、アベイルさんのマイクロキャストスプールがほぼ理想的な仕様で発売されたので速攻オーダー!!

「次回はこのアベイルさんで!」と思っていたら、少し遅れてKTFさんのスプールもシャフト分割という興味深い仕様で唐突に発売。

KTFさんのスプールはすぐに売り切れちゃう印象が強かったので、仕様も大してチェックしないままコチラも反射的にオーダー!!

そんな経緯で一気に三つ巴となり、実物を手にアレコレ鑑みて前述のような考えに至りました。

各社のスプール特性を比較

アベイル:MicrocastSpool 22ALD22R

まずは溺愛、アベイルさんのマイクロキャストスプールについて。

ベアリング込みでわずか4.7g(メーカー公称値)

ノーマルスプールの70%という軽さも然ることながら、個人的に最も刺さったのは深さ2.2mmという浅溝仕様

ノーマルスプールもそこまで深いわけではないのですが、個人的な思惑である「細めのPEラインを嗜みたい」という目的に対しては少々。

0.3号のPEラインだと100m巻いても高さが出せず、親指の収まりに違和感が出てサミングやパーミング時にストレスが。。

ソンナコンナで、細めのラインをメインで使うならアベイルさんのマイクロスプール一択といった按配です。

1点、公式ページで触れられているブレーキ強化の件。

管理釣り場でシビアなウェイトのルアーを試すまでは気にならなかったのですが、浅溝化されることでマグネットから遠くなるのでブレーキが弱まるのは確か

そんなわけで、ワタクシもAmazonさんにて1mm厚のネオジウムマグネットを用意してみました。

とりあえず全部乗せでセットしてみたところ、ブレーキの幅が一気に拡張された感じで色んなアレンジが楽しめそうな。

コチラのセッティングについても追記していく予定です!!

KTF:フィネススプール

続いてはお初のKTFさんフィネススプール!!

シャフト分割仕様で色めきだったのですが、ベアリング込みでの実測値は4.5gで思っていたよりもソレナリ感。

でもでも、アベイルさんと比較して0.2g軽いことは事実。

当然「最も軽いスプールである点を活かす!」という考え方もあったのですが、ワタクシ的にネックになったのはノーマルと同等の溝の深さ

コレをメリットと捉えるカタチで5〜8LbクラスのフロロないしナイロンはKTFフィネススプールがベスト!という考えに至った次第。

また、PEラインでも0.6〜1号クラスなら前述した溝の深さも慣れで何とか。

ちなみに実釣において。

3.1gのバグドッグや5.6gあるグリマー7をキャストした感覚は、特に何も意識することなく軽量化されたスプールの恩恵を受けることが可能。

この辺の手軽さはメリットに感じることが大きいかもです♪

シマノ:純正ノーマルスプール

強度面に長けていて、最も実用性が高いのが純正ノーマルスプールという認識。

とりわけ(言うほど軽くない)ワーム中心で用いる場合などは、ナンヤカンヤでこのノーマルスプールの出番が多くなってそうな気が。。

ラインに関しては、汎用性重視で0.6〜1号クラスのPEラインまたは5〜8Lbクラスのフロロないしナイロンを巻く予定。

基本的には前述のKTFフィネススプールに巻くラインによって変えていくイメージ。

尚、シマノさん的には「フロロカーボンライン専用」という扱いになってのでPEラインの使用に関してはお約束の自己責任

ちなみにスプールに付属するベアリングも、純正のものが実用性含めてよろしい印象。

オイルの持ちが良いのか、シロウト感覚ですが超小径の割に回転が安定しているような?

サードパーティー製と比較してチョイ重いために慣性の法則が影響しているだけかもですが、ワタクシ的には割とツボでした♪

あと、前回も紹介しましたがコチラのフィルムケース的なアイテム

22アルデバランBFSのスプールサイズに丁度良く、携帯するのにオススメです!!

その他のカスタムについて

22アルデバランBFSハンドルカスタム

ノーマルのハンドルは少し短かい印象だったので、ワタクシ的ベーシックなアベイルさんの90mmをチョイス。

カラーに関しては、ハンドルサイド全般を黒ベースでまとめて引き締まった感じにしようかと。

ノブもアレコレ試したのですが、最もよろしい感じだったのがDRTさんのスリム-Jノブ。

それも最近発売されたEVE製のものがバランス的に好みだったので、とりあえずコチラで嗜んでみます。

22アルデバランBFSスタードラグカスタム

エッジの緩さがワタクシの好みから思いっきり外れちゃう純正スタードラグ。

アベイルさんに既存のもので流用可能な製品がないか相談したところ、「ちゃんと専用のものを制作するよ」との有難いお返事が。

その逸品が販売されたので即購入!!

つぶやいたとおり、非常によろしい按配です!!

22アルデバランBFSクラッチカスタム

22アルデバランBFSのクラッチに関しては、親指を乗せた時の設置面積が少し狭く感じるところに違和感が。

もう少し広く、もう少し低く、もう少しスプールに寄せて、、、。

コレすなわちKDWことカケヅカデザインワークスさんの逸品!!

10月に入りようやく発売されたので早速オーダー!!

他モデル用のオフセットクラッチ同様、キャスト時およびリーリング時の指の収まりの良さはもう鉄板。

また、このクラッチカスタムで22アルデバランBFSのチープなところがほぼ解消した次第です。

ちなみにブラックを選んだのは、ハンドル周りのカスタムに合わせてシックにまとめることを優先したため。

装着した印象はイメージ通り!ドレスアップ的な側面でも非常に満足しています♪

22アルデバランBFSメカニカルブレーキノブカスタム

メカニカルブレーキノブもやっぱり専用設計。

代替品がなくて困っていたのですが、コチラもアベイルさんがキッチリ製品化!!

純正品の使用感に何の不満もないのですが、ハンドル他に合わせて黒くしたいなと思っていたので即オーダー。

これでかなり引き締まった印象になりました♪

22アルデバランBFSのカスタムについてまとめます!!

ベイトフィネスリールとして、ノーマルのままでも十分過ぎる22アルデバランBFS。

その一方で、トコトン詰めていくためのカスタム的な余地もシッカリ残っているような。

「想定を遥かに上回るフトコロの広さ」

ムダにアレコレいじりたい系のワタクシにもマッチする、非常によろしいベイトフィネスリールでした♪

尚、販売待ちのパーツに関しては入手次第コチラの記事を更新するカタチでお伝えさせていただきます。

はい、とりあえずそんな感じです!!

追記:管釣りベイトフィネスで22アルデバランBFS!!

管釣りベイトフィネスで22アルデバランBFS。

いつものフィッシュオン!王禅寺さんにて、スピニング勢に負けずドラグ音を高らかに鳴らしながら満喫した次第。

尚、使用したルアーは1gから7g(レギュレーションの上限)まで。

いざという時のためにノーマルスプールをバックアップとして用意しつつ、KTFフィネススプールにて嗜んでみました。

ちなみに最初はアベイルさんの浅溝マイクロキャストスプールを、ブレーキ強化をしないままで使用。

だがしかし、0.7gのスプーンですら「スプール回り過ぎる」問題が。

このクラスのウェイトになると、メカニカルブレーキの調整だけでは美味しいところが上手く使えず。。

そもそもキャストしたルアーが小さすぎて目で追えないので、鬼サミングによるコントロールも困難に。。

そんなわけで、今度はアベイルさんがオススメしているとおりマグブレーキを強化して挑んでみる所存。

ただ、1mm厚のネオジウムマグネットを追加するとノーマルスプールおよび同サイズのKTFスプールにて物理的に干渉するとかしないとか(します)。

でもでも、ブレーキ設定を最強にするとマグネットをセットするユニットが完全に迫り出すので釣り場での取り外しもどうにかなりそうな?

その辺の活用の仕方も含め、アレコレ試しつつ詰めてみます♪

マグブレーキ強化仕様でのアベイルスプール!!

某相模湖にて、マグブレーキをちゃんと強化した状態でアベイルさんのマイクロキャストスプールを試してみましたよ。

メインラインはPE0.3号(ピットブルG4+)、リーダーはフロロ5LBを2ヒロほど。

主に用いたのはメーカー公称値3.3gのイチリン70Fですが、HMKL FRY30など小さなルアーの扱いも含めて非常によろしい按配でした!!

溝の深さが異なるKTFスプールやノーマルスプールとはそもそも巻くラインが異なるので単純比較するのもどうなのかと思いつつ。

それでもブレーキの効き方などアタマひとつ抜けている感にニヤニヤが止まらなく。。

もちろん、最も重視すべきは使用感ではなく目的に対する効果です。

変に偏らないよう、各スプールをキッチリ使い分けてそれぞれ酷使していきます!!

KTFフィネススプールでジミーヘンジ42を!!

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