22アルデバランBFS【ベイトフィネス専用リール/実釣インプレ】

22アルデバランBFS【ベイトフィネス専用リール/実釣インプレ】

・22アルデバランBFS、超溺愛の予感。。

22アルデバランBFS 実釣インプレ:シマノ

シマノから発売されたベイトフィネス専用リール、22アルデバランBFSを購入しました。

22アルデバランBFSは、16アルデバランBFSとは別軸のベイトフィネス専用設計。

完全に特化させることで、1g台の軽量ルアーでも余裕を持ってキャストすることがで可能です。

先日の相模湖釣行にて、出かけるその日に届いた22アルデバランBFSのXGモデルを箱出しノーマルのまま使ってみたのですが。

O.S.PさんのMMZサイコロラバーなど、軽い上に何気に空気抵抗が大きめなルアーでも楽に扱えました。

その時の印象を軸に、ワタクシなりの使用目的なども含めつつアレコレ綴ってみます!!

22アルデバランBFSを購入するに至った理由

ワタクシは手持ちの溺愛リールをカスタムすることで長く幅広く様々な場面で活躍させたい系、ベイトフィネスもまた然り。

最も新しいソレ系のリールはアブガルシアさんのRevo ALC-BF 7、その前はカルカッタコンクエスト50Sまで遡るアリサマ。

何なら全然フィネス系じゃない80’s非円形Abuの逸品521XLTバンタムMGLを強引にいじってミドストや管釣りトラウトで使ってみたり。

アベイルさん謹製マイクロキャストスプールのご加護もあって、この楽しみ方でかなり満足しておりました。

そんな流れが変わってきたのは数年前のフィッシングショーで触れたダイワさんのスティーズAIR TW

基本的にシマノ派ということもあって「即購入!」とはならなかったものの、最新モデルへの興味がソコハカトナク。

その思いが昨年末あたりにピークに至り、ウワサになっていたアルデバランのモデルチェンジを確認してから何かしらに手を出そうかなと。

で、結局シマノ派を貫いて22アルデバランBFSに白羽の矢!!

決め手になったのは何気にデザイン、そこがズレていると性能云々以前に好きになれないところがアッタリナカッタリ。

見た目のクセが少しアレですが、パーミングのしやすさも含めてワタクシ的には好みの範疇です。

22アルデバランBFSの仕様とその使い勝手

ナンヤカンヤ言ってますが、当たり前に機能面も大事なポイント。

デザインの次に気にしていたのはスプールの仕様、特にその直径

比較対象はスティーズAIR TWないしアルファスAIR TWといったダイワさん勢と、デザインが少し苦手なシマノさんの16アルデバランBFS。

前者の28mm径だと「ラインに巻きグセが付いて気になっちゃうのではなかろうか?」という勝手な苦手意識が先行し。

一方、後者の32mmだと手持ちのレボALC BF7と変わらないので何となくつまらなく。

そんなわけで、半分コジツケではありますが22アルデバランBFSの29mmというスプール径はワタクシとしては思いっきりツボでした。

実際に使ってみた感覚も、マグナムライトスプールⅢを採用した小径スプールの立ち上がりの良さを体感できるし変な使いにくさも皆無。

ちなみに22アルデバランBFSのマグナムライトスプールⅢ、0.5gとかの超軽量ルアーでもクラッチを切るだけでスルスル動いてくれます。

すなわち軽いチカラでゆったり投げられるので、すこぶるコントロールしやすくバックラッシュが起きる限界もイメージ通り!!

実際、「これ以上やったらバックラッシュするかな?」と思って敢えてムリしたらちゃんとバックラッシュを。。

あとあと、ワタクシ的に初体験だったシマノさん謹製FTB(フィネスチューンブレーキシステム)。

ピーク時に最大限のブレーキ力を発揮するタイプなので、多少ザツな投げ方をしてもスプールのオーバーランを抑えてくれる安心感があり。

設定を強めれば7gクラスのルアーもキッチリ制御できる、非常にフトコロの広いギミックという印象です。

且つ!22アルデバランBFSの場合はブレーキの影響を限りなく「0」にできるナイスな仕様。

使うルアーやラインによっては、ナチュラルに生じる各部の摩擦抵抗の合算で程良いブレーキ加減になることもあるのでコチラも大歓迎!!

また、設定を無段階に調整できるというのも何気に実用的。

調整するときにカチカチ音が出ないのは若干寂しくもありますが、1g前後のルアーを投げる場合は微妙な設定の違いで雲泥の差が。

さらに!FTBブレーキの仕様だと、ブレーキユニットのパーツなどスプール側に余計なものを付けなくて済む点が非常によろしいですね。

これらの構造とマグナムライトスプールⅢの軽さとが相まって、冒頭に記した「超絶的に楽チン」に繋がっているのかなと。

加えてマイクロモジュールギアほかの効能なのか、巻き心地も申し分なく実釣においても満足度はかなり高め

攻めるところと抑えるところ、良く考えられた作りだなぁとシロウトながら感銘を受けている次第です。

22アルデバランBFSの弱点?

ひとつ気になったのはFTBブレーキのダイヤル。

デザイン的な兼ね合いはあるものの、微調整しやすいようもう少し厚みを出すか直径を大きくしても良かったのかも?

それ以外については、どちらかと言うとある種の粗探し。

慣れの問題もあるのかもですが、ワタクシとしてはやっぱり全長80mm(メーカー表記は40mm)のハンドルが少し短かいなと。

もう一点はスプールの溝の深さ。

8LBを45m巻ける仕様とのことですが、諸々の仕様を考えるとそこまでの太さのラインは使わなそうな?

また、「8ポンド未満のフロロカーボンを巻かれる場合でも、45m以上は巻かないでください」ということなら尚のこと深めな印象。

とりわけ細めのPEラインを(自己責任で)用いる場合はもう少し浅い方が望ましいなぁとか思っていたらアベイルさんが早速

当然、速攻でオーダーを。。

あとあといつものお約束、最近のシマノさんのクラッチは少し背が高過ぎるのでオフセットクラッチを早よ!というアレ。

今回も定番のKDWことカケヅカデザインワークスさんの逸品に期待。

コチラも10月に入ってようやく販売されたので即オーダー!!

装着した印象はイメージ通り!ドレスアップ的な側面でも非常に満足しています♪

よろしければ、コチラのカスタム記事もご参照ください。

尚、ワタクシ的に22アルデバランBFSで扱うルアーウェイトの上限は7g程度までという認識です。

7g以上のルアーが扱えないわけではないですが、ブレーキやスプールがベイトフィネス仕様なのでキャスト時のシビアさが増すことも事実。

それを弱点と捉えるかどうかはさておき、他のリールもあるし22アルデバランBFSでその辺のルアーを無理に嗜む必要もなかろうと。

セッティングや巻くラインの強さも含め、ベイトフィネス専用という認識で使おうと考えています。

22アルデバランBFSのスペックを改めて

  • ギア比 → 7.8(HG)、8.9(XG)
  • 最大巻上長 → 71cm(HG)、81cm(XG)
  • 最大ドラグ → 3.5.kg
  • ベアリング数 → 10BB / 1ローラー
  • ラインキャパ → 6LB / 45m、8LB / 45m
  • スプール → 直径29mm / 幅19mm
  • 自重 → 130g
  • 価格 → 48,000円
  • その他 → 海水OK

ちなみに公式サイトにはシレッと以下のような注記アリ!!

  • ※本製品はフロロカーボンライン専用の商品となっております。
  • 
※8ポンド未満のフロロカーボンを巻かれる場合でも、45m以上は巻かないでください。

何度もコレミヨガシにカッコ書きしてますが、PEラインに関してはワタクシも「自己責任」というカタチで楽しみます。

22アルデバランBFS用アベイルスプール!!

アベイルさんから届いたウワサのブツ!!

前述の通りノーマルスプールもかなりよろしいのですが、アベイルさんのマイクロキャストスプールは輪をかけて

ラインシステムの調整次第では、マジで0.5gとかも問題なさそうな。。

その辺の詳細に関しては、コチラのカスタム記事で!!

ちなみにノーマルスプールはフロロ系のライン、アベイル謹製はPEライン系というスタイルでいずれも一軍登録しておく算段

また、双方バックアップ的に使えるよう携帯に便利なフィルムケース的なアレをオーダーしてみましたよ。

コレでチャレンジする予定の細めなPEがイマイチだった場合でも即チェンジ可能だし、修復不能なバックラッシュを起こしても無問題。

より攻められるハズ。。

更にスプールをもう一つ、思っていたよりも早く登場した沢村幸弘プロのところのKTFフィネススプールに白羽の矢!!

コチラのスプールは何気にお初。

自分の好みからは若干外れるのですが、それを超越する何かを得られるコトに期待しつつ。。

ソンナコンナで非常にワクワクしております!!

22アルデバランBFS用KTFフィネススプール!!

KTFフィネススプールもご到着!!

コチラはシャフトを分割して更なる軽量化を狙ったスタイル、非常に興味深い仕様です。

だがしかし、ワタクシの認識不足で少しだけ思惑と違っていた点がアッタリナカッタリ。。

その辺のアレコレについても、コチラのカスタム記事で♪

ちなみにスプール自体の自重はアベイルさんの逸品とほぼ同等。

ワタクシのように浅溝必須もしくは管釣りトラウトでの活用ならアベイルさんノーマルと同等のラインキャパが必要ならKTFさんという運用がよろしいかと。

いずれも元々優秀なノーマルスプールを更に凌駕しております、マジでようできとる。。

22アルデバランBFSを芦ノ湖で実釣チェック!!

「東の聖地」芦ノ湖にて、チョイ肥え気味な放流バスと対峙して参りましたよ。

主に使用したルアーはストレート仕様のポーク(4インチ)、コレを0.8〜1.5gのジグヘッドリグで。

キャスタビリティ的には全く問題なく、むしろ快適そのものでした♪

尚、スプールはKTFフィネススプールを抜擢!!

メインラインは0.6号の高比重シンキングPEライン、リーダーは普段あまり使わない5Lbのフロロラインを2ヒロ弱。

リーダーの細さを補うべくドラグを積極的に活用してみたのですが、ベイトフィネスリールでこの性能なら個人的には十分かなと。

ちなみに22アルデバランBFSは、エキサイティングドラグサウンドを採用したモデル。

ベイトリールにおけるドラグサウンドの有無は賛否両論あるかと思いますが、個人的にはドラグの滑り具合を耳でも感じ取れるので割と好き♪

状態を把握しやすいので、さらに細めのラインの使用も含めてもっと使い込んでいこうと思います!!

22アルデバランBFSを管理釣り場で実釣チェック!!

22アルデバランBFSはトラウト相手の管釣りベイトフィネスでも。

フィッシュオン!王禅寺さんにて、前述した芦ノ湖釣行の時と同じくエキサイティングドラグサウンドを高らかに鳴らして満喫した次第。

尚、使用したルアーは1gから7g(レギュレーションの上限)まで。

いざという時のためにノーマルスプールをバックアップとして用意しつつ、KTFフィネススプールにて嗜んでみました。

ちなみに最初はアベイルさんの浅溝マイクロキャストスプールを、ブレーキ強化をしないままで使用。

だがしかし、0.7gのスプーンですら「スプール回り過ぎる」問題が。。

コチラのセッティングについても、何度か前述している22アルデバランBFSのカスタム記事の方で深掘りしていく予定です。

22アルデバランBFSでHMKL FRY30!!

重さ1.2g、ティンセル製のテールなど微妙に空気抵抗のあるHMKL FRY30を22アルデバランBFSで。

細かなコントロールについては慣れが必要そうですが、とりあえず前に飛ばせたし違うコだけど反応してくれた次第です。

HMKL FRY30、レギュレーション上の問題がなければトラウト系の管釣りとかでも試したいかも。。

22アルデバランBFSのメンテナンス

22アルデバランBFSに限らず、ベイトフィネス系のリールはこまめにメンテするよう心掛けています。

特にスプール周りのボールベアリングは釣行ごとにオイルアップするぐらいでよろしいかと。

この手のリールでは少しでも抵抗を減らすたよう非常にコンパクトなベアリングを用いており、結果的にオイルの保持力も弱い印象です。

ワタクシも過去に何度となく焼き付きを。。

ちなみに個人的には、粘性の低さと保持力のバランスでボアードさんのKRAKEN(クラーケン)がお気に入り。

ギア関連に用いるグリスもボアードさんのOMEGA(オメガ)DELTA(デルタ)を愛用しているので若干贔屓目になっているかもですが。

かなり宜しい感じなので、気が向いたら是非お試しください!!

22アルデバランBFSのまとめ!!

ベイトタックルで軽いルアーを投げることはとても好きなのですが、相変わらずフィネス系のルアーで釣るのが超苦手。

毎度ソレ用のタックルを用意してはいるものの、ついつい巻物三昧に陥ってしまいフィネス系を一度も手にしないまま終わることも。

その辺のアレコレを脱却すべく、より扱いにくいルアーにチャレンジすることでモチベーションを高められないかなと。

イメージしているルアーは冒頭にも記したO.S.PさんのMMZサイコロラバーなど。

ラインもこれまでほぼ使わなかった細めのPEラインを用意してみたり。

そんな算段で入手してみた22アルデバランBFS、今後も管釣りトラウト系での活用も含めて大事に酷使していく所存です。

合わせて新調したフエルコさんのフィネス系パックロッド、MG700R-5Cとのセットアップも予想以上にイケテル予感。。

はい、とりあえずそんな感じです。

モロモロの妄想が、引き続き思惑通りいきますように!!

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