▲即席最強タックル。。
2008 09/13 – 09/14 in 琵琶湖 ナイトフィッシングほか
早くも1週間経過、もう少し引っ張りますがご容赦を。
さて、長い一日はまだまだ続く。
20時を回った頃、それを予感させるメールを受信。
「こられましたよ~!」
夕食後、皆さんと微妙なタイミングで分かれてしまった事を若干後悔しつつ。
そのままうっかり仮眠してしまったワタクシを起こしてくれたのは、you-youさんからのステキなメール。
もちろん来られるということは事前に知っていたのですが、予定よりもズレ込んでいたし。
もしかしたら今回はお会いできないのかなと勝手に想像していたので、必要以上に舞い上がってみたり。
速攻で用意しようとするのですが、こういうときに限ってカーナビが上手く応えてくれない的な。
オタオタしつつも何とか出発。
が、地図で見ると近いのに行けども行けども目的地が見えてこないです琵琶湖は本当に広い。
まぁ、無理して急いでもワタクシの運転では大して変わらないので安全走行にチェンジ。
30分以上掛けてようやく到着、でもコレがまた絶妙なタイミングだったようで。
クルマから降りたところに番長さんとひでっちさんがふらりと登場。
様子を伺うと「もう浜に降りて釣りしてますよ、出れば80cmはカタイらしいよ!」とのこと。
ならばワタクシなりではございますが、コチラも最強のタックルで挑んでやろうかなと。
手持ちの中で最も強いラインを巻いた赤いリールと一番強いロッドの組み合わせ。
発想も見た目もかなりアレな、冒頭のお写真のタックル登場という流れでございます。
浜に降りるとオーラ全開、本当にいらっしゃいました真のハイパー・タックルを普段から駆使されるご存知じゅんさんその人。
ほのかに霞んだ月明かりのもと、ご挨拶させて頂いた際に堅く熱く握手をしてくれたのですがこれまた感極まる思い。
何と表現すれば良いのか、またちょっと違った緊張感に苛まれてあまりお話しすることが出来ませんでしたが。
今回の遠征での個人的な大きな願望がまた一つ、こうして達成することができました。
で、釣りに関してですが。
時折瞬間的な補色音が聞こえる中、1ozクラスのトップ系から入って徐々にエスカレート。
ビッグベイト系にシフトしていき、中でも最も溺愛するティンバーフラッシュ.Jrをデッドスティッキング気味にしてみたら違和感が。
一気に期待が高まるも出切らない、それならばということで今度はサイズダウンしてドラムの140にチェンジ。
やっぱり上手く言えないんのですが、ルアーそのものじゃなくてルアーで周りの水を動かすイメージで静か目にアクション。
初めての夜釣り。
かすかに揺らめく遠く離れた対岸の街灯。
否応無しに夏の終わりを感じさせる空気。
この日初めてお会いしたとは思えない仲間との会話。
これらを噛み締めつつ、粛々とキャストを続けていたら。
「バフッ!!」
一瞬、ほんの一瞬ですが。
PEラインを伝ってステキな生命感が。
折角のチャンス、それを捕りきれないのは西だろうが東だろうが昼だろうが夜だろうが相変わらず。
結局この夜の明確なバイトはコレだけでしたが、個人的にはとっても満足でした。
夢のようだった初の夜釣りは0時を回る頃にタイムアップ。
you-youさん、三ツ木さん、ひでっちさん、一足先にお宿に戻った番長さん。
そしてこの後「注意が必要だ!」氏との本格的なナイトフッシングに入られるじゅんさんとはここでお別れ。
諸々噛み締めつつ自分のお宿に向かっていたところ、不意に横から大きなシカが出てくるし子狸が歩道を行儀よく歩いてくるしでもう大変。
翌日「クルマがキューブだし後部座席あけたらCMみたいに乗ってくれたんじゃない?」というナイスな突っ込みをtachibanaさんに入れて頂いたのですが。
正直カメラ構える余裕もありませんでした、安全運転してて本当に良かったです。
そう、翌日。
もうご存知の方もいらっしゃると思われますが、夢の一時は微かな期待と奇跡的な偶然によって翌日も続きます。
イエロー・パイレーツによるステキな「拉致事件」勃発。
☆いつになくダラダラと長いですが。
☆この日はそういう日だったのです
快晴の翌朝、のんびり朝食を食べた後。
この日は移動の合間に少しだけ釣りができれば良いかな?くらいに思っていたのですが。
「お化粧とかあるし用意できるまで釣りでもしてくれば」と妻が言い切る前にソソクサとクルマのキーを握りしめるダメ夫。
最初は幾つか河口があったような気がした西を目指して湖岸沿いを移動してみたのですが、既にどこも満員御礼。
ふと昨日攻めきれなかった四季亭周りが脳裏に浮上、それもアリかなと例のカレー屋さんあたりで大通りに出てUターン。
虫の知らせと言いましょうか、こういうこともあるんですね。
四季亭裏に入り岸辺に立ってみたら、沖に一艇の黄色いバスボートそして聞き慣れた声で自分を呼ぶ声。
何たる偶然。
健闘願う旨を述べさせてもらおうと思ったのですが、それよりも前にキャプテンuedaさんから耳を疑う一言が。
「乗られます?」
即座に「用意が終わるまで=化粧が完了する時間(1時間弱)」から「用意が終わるまで=チェックアウトの時間(2時間)」に自動変換。
こうして小一時間、これまた初体験のバスボート(&馴染みの薄いリグ)の片鱗を堪能させて頂きました!
いや、ちょっと違う何でしょう?
そんな表面的なことだけじゃなく、もっともっと大きい感じ。
この遠征を通して言えることですが、淡い期待ともの凄い偶然が絡んで実現しちゃう様々な出来事。
それらを最後に象徴する形で自分に用意されたサプライズ、なんて言うと大袈裟かもしれませんが。
そんなこんなで3人の素敵な海賊達は私を解放したあと「真のクライマックス」に向けてボートを進めます。
ワタクシはクルマに放置していた着信履歴の残る携帯(外付け充電器付けたまま置き忘れてました)に入電。
速攻お宿に戻るとチェックアウトを終えた妻が、食堂でお茶してました。
で。
ダメ夫は色々と言い訳しようとしたら「誰かと合流してたの?」とあっさり見抜かれてました、ある意味怖い。
数枚の証拠写真を見せ、一通りの出来事を伝えるとコレがまた帰りの道中のプチ・サプライズに繋がるという偶然の連鎖。
とりあえず放置していた黄色のエア抜きして帰り支度。
はい、あと一回だけ続きます。
++ タックルの詳細 ++
▼思いつきの急ごしらえ♪
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