▲スペーサーの入れ忘れなどにご注意を。。
5500Cほか80年代ベイトリール + CZBベアリング
はい。
今回のCZBベアリングチューンの大本命、80年代の溺愛リールにぶっこんでみましたよ。
これらのリールはボディ内部の空間が広く、且つ薄い素材でシンプルなシルエット故に音響効果がやたらよろしくて。
結果的にベアリング他モロモロのノイズが増幅されるので、イマドキなベイトリール以上に気になるのです。
その一方で、キャスト後にクラッチを戻す際の音色と振動の響き方は格別なのですが。。
ソンナコンナで、ベアリングノイズがほぼ「0」のCZBベアリングに白羽の矢。
オイルアップのメンテナンスも兼ねて、粛々と交換作業。
作業と言っても基本的にスプールを支える両端のベアリングを交換するだけ、誰にでもできる簡単な作業です。
尚、今回使用したCZBベアリングは以下のサイズ。
- ・5500Cおよび521XLT系用
Zero Bearing Location2(10mm×3mm×4mm) - ・1000Cおよび2000C用
Zero Bearing Location5(9mm×5mm×3mm)
余談:1000Cおよび2000Cのベアリング交換について
コツと言うと大袈裟ですが、1000Cおよび2000Cのパーミングカップ側のベアリング交換について少々。
とりあえずベアリングの外し方、内側から細い針金などを用いて掻き出しても良いのですが。
ひと手間掛けて、パーミングカップを外してアプローチ。
ベアリングが収まるハウジングの中央に穴が設けてあるので、外側から座金を突けばカンタン安全に外せます。
特に一旦装着したCZBベアリングを外す場合はこの手法がオススメ。
というのも、CZBベアリングは表面コーティングの喰い付きをよくするためか土台のセラミック素材が若干柔めな印象が。
鋭利なものでこじると傷が付きやすいので、なるべく丁寧に取り扱った方がよろしい模様。
ちなみにですが、元々入っているフエルトは外さない方がいいかなと。
ボールベアリングを使用していた際は、フエルトの繊維がベアリング内部に入り込むような気がして外していたのですが。
その分、隙間が空いてしまうので納まりが悪くなるような?
そもそもオイル保持のために入れているらしいので、隙間に関してはそこまでシビアじゃない気もするのですが。
一応、「念のため」ということで♪
CZB化による恩恵
前述した通り、ノイズ軽減の効果は絶大で大満足!!
回転性能的に関しても、ボールベアリングと比較して遜色ないことを実証済み!!
更に安定感の向上!!
ボールベアリングの場合は使用しているうちに水が入り込んで不安定になることがありますが、その辺もサラリと解消。
経年劣化的なところは相変わらず未知数ですが、80年代Abuの溺愛度が更にアップした次第です。
おまけ:リール用のオイル等
特にイマドキリールの場合、以前はリスクを承知でギア回りにも粘性の低めなオイルを用いていましたが。
今は適材適所、ある程度ちゃんとしようかなと意識するようになりました。
で、前にご紹介したかもですがボアード製品を愛用中。
超サラサラ系なBORED METHOD DIVISION KRAKEN(クラーケン)と、液状グリスのBORED METHOD DIVISION THICK HEAVY(シックヘビー)。
入手性の問題はさておき、性能面に関してはいずれも概ねよろしい印象です。
あと、ココ最近ワタクシの中で著しく復権しているギア用のグリス。
オイル系ないし液状グリスと比較すると粘性は増しますが、その保持性はやはり捨て難く。
尚、現在愛用しているのはIOSファクトリーの逸品IOS ギアグリス。
特に溺愛80年代ベイトリールのギア回り、イマドキリールと併用すると比較対照的に気になるノイズが緩和されるので重宝しております。
正直なところ、この辺のアイテムはどれもソレナリに使えるだろうという認識なのでそこまでアレコレ吟味しているわけではないのですが。
何はともあれ、今回もとてもよろしい按配に。
はい、とりあえずそんな感じです!!
何度も記しておりますが、早く使いに行けますように♪
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