▲遠征ギリギリのタイミングで着弾!!
オードラゴン:YGKよつあみ/インプレ
はい。
ベイト リール フェチであると同時に高比重(シンキング)PEラインフェチ。
シマノさんの高比重シンキングPEラインに引き続き、よつあみ(YGK)さんの逸品オードラゴンをバス釣りで試してみましたよ。
使用地は遠征先の琵琶湖。
コチラのラインで琵琶湖らしからぬ可愛いコをヒットさせたのですが、タックルバランスの詰めが甘くオートリリース。
その辺は残念でしたが、1日通して非常に気持ちよく使用できました。
オードラゴンの印象
使用したのは1.2号(18.5LB)、リーダーは20LBのフロロで長さはワタクシ的な定番の約3m。
タックルは、ジグおよびスピナーベイト用に使用しているMHロッド(FD TS-172MHPF)にチョイ古めなABU 521PLUS LH。
リールは馴染みがないと思いますが、ギア比の低いベイトリールと思っていただければ良いかなと(1:4.7)。
で。
開封してリールに巻いた際の印象は、コーティング系PEラインらしい「パリッ」とした感じ。
シマノさんの高比重シンキングPEライン、炎月G5PEないしセフィアG5PEよりも強めな「パリッ」。
でも、数回のキャストで違和感なく馴染んでくれたので特に問題ナシ。
強いてい言えば、シマノさんの方が若干しなやかかもしれません。
また、構造的にも同じような感じなのでしょうか?
以下はよつあみさんの商品説明ページより。
PEラインの積年の課題の1つであった、同一糸径対比強度を大きく落とさずに重くすることをついに実現。 特殊マイクロフッ素繊維をコアに超高強度PEを当社特殊技術のWX組工法で、高密度に4本角打ちで組み上げました。
引用元G-SOUL OHDRAGON(オードラゴン) WX4F-1 SS140 | 釣り糸 | フィッシングラインの総合メーカー YGK
ワタクシが違いに気付けないだけかもしれませんが、触った感じもほぼ同等です。
オードラゴンを実際に使用して
同号数に関しては各メーカーさんサイトをご参照いただくとして(シマノさんの場合、1.2号以上は炎月G5PEのみラインナップ)。
ココでの比較対象は実際に使用経験のあるシマノさんのセフィアG5PE、比重1.25の1.0号になります。
で、それよりもチョイ太くてチョイ高比重なオードラゴン1.2号。
最も重要なお水への馴染み加減、微妙な数値差はありますがワタクシ的にはどちらも遜色なくよろしい按配。
強度に関しては、何度か使用してみないと何とも言えないところですが。
今回の使用に限定すれば、濃いめのウィードの中をスピナーベイトやチャターベイトを巻いてきてもコレといった不安感はなく。
見よう見まねの直リグではPEラインらしい感度の良さをしっかり実感、小バスやギルのバイトを満喫させてもらいました♪
ちなみに30cm未満なコンパクトなコがヒットしてくれたのは、デスアダースティック4.5インチのノーシンカーリグ。
いつものバーブレスフックにMHという硬めのロッド。
にも関わらず、PEラインの張りの強さを鑑みずに丁寧さを欠いた取り回しをしたためボート側でオートリリース。
この手のリグを組む場合、普段はドラグ設定を弱めにしておくのですがソレも忘れており。
琵琶湖らしい大きなサイズをイメージし過ぎ、すなわち欲張り過ぎていた模様。
何はともあれ、ラインの性能云々とは関係ないところでのバラシだったということで。
はい、精進いたします。
オードラゴンの残念な点
使用感的にはイメージ通りのオードラゴンですが、個人的に残念な点が1点。
それはカラーリング、なぜ差し色を暗めなピンク系にしたのかと。
▲まぁ、思いっきり好みの問題ですが♪
グリーン系にピンク系の差し色はいわゆる補色対比。
詳しいことはメンドーなので触れませんが、補色対比の場合は対象からの距離や面積比で混色(同化)に転じることがあり。
要するに、リールに巻いた際に濁って見えてしまう場合があるという。
遠目で葉桜を見ると濁った色合いに感じると言えば伝わるでしょうか?
明るさが同等で色相のみの変化なら、対象魚の色彩判別的に見にくくなる的なところを狙ったのかなとも思えるのですが、、、。
すみません、掘り下げるところではありませんでした。
ただ、折角なのでカッコいい色合いにして欲しかったという願望がソコハカトナク。
何と申しましょうか、それだけ期待しているPEラインということで。
とりあえず、このままシッカリ使い込んでみるつもりです。
はい、そんな感じです♪
追記:シマノの高比重シンキングPEラインとの比較
併用していたシマノの高比重シンキングPEライン0.6号、ワタクシの使用用途だと若干弱いっぽいことが発覚。
対応策としてこの記事で紹介したオードラゴン1.2号ないし先に購入していたセフィアG5PE1.0号をベイトフィネス用のレボに回し、MHタックル用には新たにオードラゴン1.5号を購入。
思いっきり素人考えですが、比重を高める芯の素材と周りを編み込むPE素材の伸び率的なものが構造的に合わせにくく。
その結果、瞬間的な衝撃への耐性も弱くなっているような!?
まだまだ見極めきれていない高比重シンキングPEラインですが、とりあえず今後は普段の感覚よりひとつ上の番手を使っていこうと思います。
更に追記:高比重シンキングPEラインはオードラゴンをレギュラー採用!!
その後もオードラゴンを使い込んでみたのですが、1.5号以上で嗜む分にはライン強度の問題も及第点。
比重の高さを活かした縦方向のラインメンディングがとても心地良く、レギュラー採用した次第。
主な用途はスピナーベイトほか沈む系の巻き物用、リーダーは16lbのフロロを軸に状況次第で調整。
PEラインらしい感度面も期待通りなので、今後はフィネス系の用途で細めのラインナップも試していく所存です♪
おまけ:オードラゴンでのスピナーベイト実釣動画♪
期待の新人!ピットブルG5が届きました♪
悪くないです、いや良いかも?
あとはインスタでも記した通り、使ってみてからの判断ですね♪
++ 関連リンク ++
▼太さによる使い分けで、こちらも引き続き。
高比重シンキングPEラインをバス釣りで:シマノ G5 PEシリーズ VS よつあみ オードラゴン
▼いわゆるヒトツの検証系!!
バンタムMGLほか、手持ちのベイトリールとPEラインとの相性チェック【シマノほか】
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